ミュージカル「INTERVIEW~お願い、誰か僕を助けて~」


2017/3/3(金)~3/5(日)
Zeppブルーシアター六本木


2001年、ロンドンのある小さい事務所のドアを叩く音・・・。
ベストセラー推理小説『人形の死』の作家であるユージン・キムの事務所へ、作家志望の青年シンクレアが訪ねてくる。ユージンは、その日の前日に自殺を企てた連続殺人犯が書いた遺書を差し出し、シンクレアに文章を作って見ろと促す。遺書を読んだシンクレアは、‘自分の中の怪物’という話を語り出すが、突然、『人形の死』の実際のモデルはジョアン・シニアーではないのかと尋ねる。慌てたユージンに向かってシンクレアは、これまでの彼とは全く違う人物のように、『人形の死』を通して公になった‘オフィーリア殺人犯’のスタートは、ユージン・キムであり、その後起きた連続殺人はユージンの模倣犯(コピーキャット)だと話す。
10年前の殺人事件の真犯人を探す、二人の男の‘インタビュー’が始まった。

ユージン・キム
精神健康センターの解離性障害専門医であり、心理学博士
2000年にロンドンを震わせたオフェーリア殺人の犯人、マット・シニアーの精神鑑定を担当し、マット・シニアーが深刻な多重人格障害を持つことを明らかにし、殺人を犯した残忍な犯人は、彼の他の人格であることを主張する。
シンクレア・ゴードン
ジョアン・シニアーが共に旅立とうとしていた文学部の学生であり、推理作家を夢見るハンサムな青年。マット・シニアーが最もなりたかった人物。
ジョアン・シニアー
マット・シニアーの4歳上の姉
父からの虐待から逃れるため、弟のマットを利用し、異常な愛の行為を行い、彼を人形のように扱う。18歳になる年、シンクレアと共に家を出る計画を立て、マットに別れを告げた後、彼に無残に殺害される。
マット・シニアー(24才)
生れる前に父を失い、母からの無関心、継父からの暴力と虐待、姉からの異常な愛の中で育った少年。
感受性と想像力が豊かで、鋭敏なマットは、自身が目の当たりにしている地獄のような現実から生き延びるため、知らないうちに、自分自身を様々な人格で粉々にする。






(出典 新's WAVE )


0コメント

  • 1000 / 1000